





SOLD OUT
山葡萄籠、
これ以上ないほどに細やかな樹皮(なんとわずか2-3㎜!)を編まれ生まれた籠となります。
樹皮を細かく切る作業は途方もなく、編み時間も通常の3倍以上かかります。隙間がでないよう編んでは乾燥、様子を見て修正し次へ、を繰り返し1日に5㎝ほどしか進まないほどです。作家さんも〝仙人岩の修行〟と称される程、技術や手間のかかる籠として仕上がりました。
できたものは、とても上品で山葡萄とは思えないほど柔らかく仕上がっています。その為、樹皮で編んだ底板をお付けしております。
編み方を変えることで、同じデザインでも変わった印象を与えてくれます。
日本の土で気候で育ち、日本の職人が手編みされたもの。
何かございましてもつくりての才木さんとメンテナンスできるのでご安心ください。
*<樹皮の採取>
長野県、北アルプスの山を登り標高1200m付近、道なき道を進みたどり着いた木の中から、つくりてさん自ら樹皮を採取されます。他の木に絡みながら自生する特徴があり、誰よりも日当たりの良いところを求め高く成長します。
樹皮の採取期間は、1年の中でも主に雨季3週間が目安です。水を多く含んでいないと樹皮が取れず、普段はかたくあまり取れない為です。そのかたさゆえ、編みこむ作業にも力が必要となり男性のつくりてさんが多い籠となります。
*<2年の乾燥>
樹皮はすぐに使えるわけでなく、多くの水分を含むため、
自然乾燥で約2年もの月日を要します。
*<ひご作り>
乾燥に耐えた樹皮を幅、厚みを均一に切り分け、編んだ時にムラが出ないよう指で感触を確かめながら1本1本、厚みを削ります。本体、持ち手、フチと役割が違う為、其々の用途に合わせご準備されています。
*<編み>
網代編みは隙間が出ないよう、しっかりと目を詰めて(すこし縮む為)を繰り返し、本体→フチ→持ち手と仕上げてゆきます。
このように、採取からひご作りまでの準備期間がとても長く、手間の掛かるものです。また通常の樹皮と違い硬く編むための技術や経験も必要とされます。
優雅な自然の中で暮らした優しさ、
過酷な環境を経た逞しさ、
そして才木さんにより新たなものへと生まれ変わりました。
ぜひ長くご愛用頂けましたら幸いです。
craftman:才木良隆
外寸:約w 315×d125×h210(+持ちて高さ120) ㎜
仕様:内部内布、大/小ポケット付
■送料:地域により異なります。
¥770〜¥1.210(税込)
■ご購入¥13.200(税込)以上で送料無料
※手作りの為、サイズはmm単位で異なります
※天然素材の為、木目や節は1点ずつ異なりますが木の個性としてお楽しみください